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流れを創る研究を目指す ー当研究室を志望される方へ |
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有機合成化学の分野では、目的の反応を促進するとともにこれを制御し、望みの物質のみを効率よく合成することが重要な課題です。このために私共は、有機金属化合物および含フッ素有機化合物を取り上げ、金属やフッ素の特性を活用して反応設計を行うことで、新しい発想に基づいた合成手法を提案してきました。なかでも、その「物性」が広く利用されている含フッ素有機化合物に対し、「反応におけるフッ素置換基の特性」に注目した独自の観点から、これを積極的に活用する反応を展開しています。
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目指すものは、元素の特性を活用する独創的な有機合成反応の開発と、特異な構造により機能を発揮する有機分子の創製です。これらを通じ、有機化学の基礎となる概念を生みだすとともに、新たな分野の開拓を夢見ています。中身を見ただけで誰の仕事かわかるような研究、流れ(研究分野・流行)を創るような研究を日々心掛けています。 |
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夢を実現するために、楽しいなかにも厳しさがあって、活気のある研究室づくりをしています。それには、メンバー個々の意識を高めていくことが大切です。自己のなかから湧きあがるインナープレッシャーをもって、自発的に行動する研究者の育成が目標です。 |
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連絡先・研究室見学の申込み先 |
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*当研究室に興味をお持ちの方は、下の連絡先へ相談してください。 |
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市川淳士 教授 MAIL: junji@chem.tsukuba.ac.jp TEL:029-853-4237 |
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(@は半角をお使い下さい) |
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卒業生の就職先 |
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エーザイ株式会社・株式会社クラレ・株式会社トクヤマ・東京化成工業株式会社・日産化学株式会社・田辺三菱製薬株式会社・高砂香料工業株式会社・Meiji Seika ファルマ株式会社・三菱ガス化学株式会社・産業技術総合研究所・アグロカネショウ株式会社・日本化薬株式会社・荒川化学工業株式会社・味の素ファインテクノ株式会社・宇部興産株式会社・株式会社クレハ・信越化学工業株式会社・大正製薬株式会社・武田薬品工業株式会社・株式会社ツムラ・株式会社DHC・東ソー株式会社・東洋紡株式会社・東レ株式会社・日油株式会社・富士フイルム株式会社・株式会社ブリヂストン・丸善石油化学株式会社・マルハニチロ株式会社・リンテック株式会社・University of Erlangen-Nürnberg・東京応化工業株式会社・セメダイン株式会社・キオクシア株式会社 |
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これまでに受け入れた他大学出身者の出身校 |
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博士論文・修士論文・卒研論文 題目(例) |
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博士論文 |
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・ 炭素–フッ素結合活性化を活用するヘテロおよび炭素五員環化合物の合成法 (令和3年度) |
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・ メタラサイクル経由の炭素–水素結合活性化に基づく触媒的炭素–炭素結合形成反応の開発(令和元年度) |
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・ ジフルオロカルボカチオンの発生を基盤とする多環式芳香族炭化水素の合成研究(令和元年度) |
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・ ジフルオロカルベンを用いる 位置選択的ジフルオロメチレンユニット導入法の開発 (平成29年度) |
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・ フッ素脱離による炭素–フッ素結合活性化 のための遷移金属触媒系の開発 (平成29年度) |
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・ 酸によるsp2炭素‒フッ素結合活性化と 多環式芳香族炭化水素合成への応用(平成28年度) |
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修士論文 |
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・ 銅による脱フッ素[4+1]環化を利用したジフルオロメチル置換ピラゾールの合成法 (令和3年度) |
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・ ハイドロフルオロオレフィン (HFO) の炭素–フッ素結合活性化を経る化学変換法 (令和3年度) |
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・ 金触媒によるジフルオロアレンの求電子的活性化を利用したジフルオロオキセタンの合成法 (令和3年度) |
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・ ジフルオロカルベンとN-(チオ)アシルアミジンの[4+1]付加環化によるフッ素置換ヘテロ環の構築 (令和3年度) |
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・ ヘリセン部位を有するリン配位子の設計と合成およびその合成化学的利用 (令和3年度) |
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・ gem-ジフルオロ化合物のカチオン環化を利用する拡張π共役系の構築 (令和2年度) |
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・ 金触媒を用いた[2+2]付加環化による(ジフルオロメチリデン)シクロブタンの合成とその利用 (令和2年度) |
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・ ジフルオロメチルカチオンの酸化的発生とFriedel–Crafts型反 応による環構築 (令和2年度) |
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・ 遷移金属による炭素–フッ素結合活性化を利用したフルオロビニル化合物と四原子ユニットの環化反応 (令和2年度) |
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・ ジフルオロチイランの環拡大によるフッ素置換チエノチオフェンおよびフロチオフェンの合成法 (令和2年度) |
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・ ヒドロフルオロアルケンのβ-フッ素脱離を利用する置換フルオロアルケン合成法 (令和2年度) |
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・ ジフルオロアレンの付加環化反応によるフッ素置換イソキサゾール誘導体の合成法(令和元年度) |
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・ フルオロアルコール溶媒を用いるらせん状多環式芳香族炭化水素の高効率合成法(令和元年度) |
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・ ジフルオロカルベンによるジフルオロアルケンおよびフッ素置換ヘテロ環化合物の合成法(令和元年度) |
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・ ニッケル触媒を用いた炭素–フッ素結合活性化を経るインドールのジフルオロアリル化(令和元年度) |
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・ トリフルオロメチル基の選択的炭素–フッ素結合活性化によるフッ素置換チオフェン誘導体の合成法(令和元年度) |
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・ 金属の協働効果を利用したビニル位炭素–ヘテロ原子結合の切断を経る環構築法(令和元年度) |
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卒研論文 |
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・ α,β-不飽和イミンとジフルオロカルベンの[4+1]付加環化による2-フルオロピロール誘導体の合成法 (令和3年度) |
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・ 芳香族 C–F 結合活性化を経る 2-フルオロベンゾフランのカップリング反応
(令和3年度) |
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・ ニッケル触媒による炭素–フッ素結合活性化を利用したフルオロアリルインドールの合成 (令和2年度) |
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・ ジフルオロビニル亜鉛錯体の脱フッ素[3+2]環化によるフルオロピラゾールの合成法 (令和2年度) |
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・ ジフルオロケテンジチオアセタールの合成と付加環化反応 (令和2年度) |
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・ ジフルオロシクロプロパンの炭素−フッ素結合活性化を利用するフッ素置換三炭素ユニット導入法 (令和2年度) |
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・ シロキシ置換ジフルオロペンタジエンの脱フッ素環化によるフルオロシクロペンテノンの合成法 (令和2年度) |
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・ 2,3,3,3‐テトラフルオロプロベン(HFO-1234yf)のフッ素を保持する化学変換(令和元年度) |
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・ ジフルオロアレンとニトリルオキシドのβ,γ位置選択的[2+3]付加環化(令和元年度) |
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・ チオケトンのアルキリデン化によるフルオロアクレケンの合成法(令和元年度) |
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・ 芳香族求電子置換反応によるヘリセン類の位置選択的官能基化(令和元年度) |
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